19年ぶりの続編となるインディさんである

映画を観に行くと、必ずというほど予告編を見せ付けられ、サブリミナル効果で心待ちにしていた。
ディズニーシーに行くと、真っ先にインディーさんのもとへ駆けつけ、
日に何度も私達を魅了し続けるインディーさんの映画最新作である。

いよいよ公開間近になると、テレビでも前作が放送され始めたので、
「これはおさらいしなければ!」
と、記念すべき第一作目をテレビの前で待機。
・・・あれ?
何だか新鮮。
所々のシーンは観たような気はするが、ストーリー展開が全くもって思い出せない。
よくよく考えてみる。

ん〜っ・・・はうっ?!
インディーシリーズは、「最後の聖戦」しか見た事がないっ?!
もうずっと昔からインディーさんと共に歩んで来たと思っていたのに、たった1作しか観た事が無い!
しかもそれもうろ覚え。
今まで完全なる知ったかぶりをしていたのだ。

そして今回の話である。
多分、1作目から欠かさず観た人にとって、集大成と言えるこの作品。
何だかスクリーンの中でも、旧友と同窓会が開かれているような雰囲気で話が進んでいく。
何やらつられて「あぁ懐かしいね」何て思ってみたものの、実際は知ったかぶった、
「なんちゃって懐かしいね」だ。
この感覚は、以前観たスターウォーズ3部作にも匹敵する。

何気にスターウォーズは3部作しか観た事が無い。
なので、エピソード1を観に行った時、一緒に行った友達(スターウォーズの大ファン)が、
「すごいっ!すごいっ!」を連発しており、映画が終わった時には館内で大拍手が起こったので、
つられて拍手してみたものの知ったかぶり拍手だった。

今回のインディさんは、所々の旧友「あ・うんの呼吸」的なシーンは、知ったかぶりしたが、
初めて観る人でもインディおじさんの宝探し映画と思えば、それはそれで1作品として観れる。
映像は、爆破シーン、大自然のシーン満載で見応えもあるし。

一緒に行った友人達は、ディズニーシーでインディさんに乗り込み大はしゃぎする
インディさんチームなのだが、何気に映画が始まる前に
「実は、インディさんってちゃんと観た事無いかも...。」
と、お互いカミングアウトし、映画を観終わった結果、
「...?インディさんってSF?!」
と、いう感想に。
当然、誰も詳細を知らないので、SFなんだろうと勝手に納得した。
所詮知ったかぶり集団である。

まぁ結論としては、インディさんは、あのテーマソングがやる気を奮い立たせ、
いかにも自分達が冒険した気になると言うマジックがある素敵な映画だと言うことだ。