タバコ増税の話である。
何やら、タバコ1箱300円から、1000円に引き上げようという議論が高まっているらしい。
その増税分は、年金必要財源の国庫負担分の調達にあてられるやら。新聞記事から抜粋させて頂いた。
喫煙者は、憤りをどこにぶつけるのだろう?
ちなみに私は、元スモーカーだが今はノンスモーカーである。

私が喫煙を止める決定的な出来事はあるが、きっかけになったのは海外滞在経験だ。
何故か?海を越えるとタバコが恐ろしく高いのである!
貧乏留学生だった私には、到底手が出せる金額では無く、当時1ポンド250円前後の上、タバコ1箱5ポンド、
つまり1,250円である。きゃぁっ!!!
その値段で売っているタバコは箱に入りで、それより安い巻きタバコ(葉っぱが袋で売っていて巻紙は別売)は、
もう少し安い2ポンドくらいであったと思う。それでも500円だ。

語学学校の先生達は巻きタバコ喫煙者だったのだが、たまに台湾人の生徒から箱タバコを1本もらったりしていた。先生の給与では箱タバコは厳しかったようだ。
先生に限らず箱タバコを吸っているのは、お金に余裕のある方々のみだったと思う。
ほとんどの人は巻きタバコを取り出して、テーブルでクルクルと起用に巻いて糊の部分を舌でペロリとする。
8割、9割の人は糊付けの際、一緒に葉っぱを舐めてしまい、ぺっぺ...と、吐き出す経験があるはずだ。

さて、増税は酷いと思うのか、世界と同じになってきたと思うのか。
喫煙者は大変だな。